4月16日(火)
午前1時20分発、羽田空港からウィーン国際空港への直航便が今年2月から就航しています。私がウィーンを往復するようになって、ウィーンの国際空港に日本の飛行機が離陸することは初めてのことです。今回は日本から同行してくださる方々と一緒で心強く楽しみにしていました。
ウィーン到着は同日の朝6時…真っ赤な朝日が出迎えてくれました。アパートに到着すると、マネージャーのブリギッテさん、大家さんのノイビルトさんがいつもの笑顔で待っていてくださいました。ノイビルトさんは、同行者の皆さんの朝食も準備して待っていてくださいました。

4月17日()

ウィーンを朝7時15分に出発して、ブラチスラバに行きました。着物でウィーンから乗るために朝は3時に起きました。着物は喜ばれるので私は何とか頑張れるけれど、同行される皆さんは到着早々大変だったと思います。ブラチスラバに到着すると、コメニウス大学の日本語学科の皆さんが待っていてくださって幼稚園会場二ヶ所のコンサートでした。通訳は日本語学科の皆さんが授業として、4つのグループに分かれて通訳、サポートしてくださって、和やかな楽しいコンサートが出来ました。子どもたちは可愛いくて、ずっと一緒に居たかったです。
午後は、市内の「七本目の弦」という会場でイベント企画をしました。京都府綾部市のお茶で「茶香服(ちゃかぶき)」お茶の品評会、折り紙、坊主めくり、そしてお習字と日本の文化を紹介しました。今度は、日本学科の玲奈先生の素晴らしい通訳で、日本のお茶の製法、種類も紹介することも出来ました。ウィーンには、日付けが変わる少し前に到着疲労の色は隠せなくても、スロバキアの皆さん、学生さんの心遣いに充実した心地よい一日を過ごしました。


4月18日(木)
またまた早朝から…ウィーン市が関わるCobenzl (コベンッル) ワイナリーに行きました。社長ご夫妻、工場長が温かく出迎えてくださってワインの紹介をしてくださいました。この数年、日本で私が企画するコンサート、イベント、そして台湾の特別な方々にもワインのご紹介、試飲をして頂いていました。ワインを販売することが目的では無く、日本でこのワインを通して音楽、ウィーン、そして私たち心和む交流の場がより豊かになるために、このワインに活躍してもらいたいと思っているのです。このことは、社長もよく理解してくだっています。思いの実現は、そう遠く無い将来に共感してくださる日本の方々のサポートを頂いて叶う予感があります。
日本、オーストリア国交150周年!どうぞ宜しくお願い致します。

4月19日()

気持ちの良いお天気に恵まれ、ウィーン市内観光を同行者の皆さまと一緒にガイドをしながら楽しみました。復活祭 イースター休暇になのでウィーンの街は観光客でとても賑やかです。同行者のお一人が日曜日に帰国されるので、私の知るウィーンの街を上手にお伝えしたくてこの数日のプランをずっと以前から練っていました。今日は、美術史美術館と夜はワインを飲みながら音楽を聴いて過ごせるホイリゲを選びました。
この数日振り返ると毎日ワインを飲んでいる私です。


4月20日(土)
今回のウィーンでのコンサートでピアノ伴奏をしてくださる、絵里佳さんと伴奏合わせをしました。さすがウィーンで音楽活動をされている絵里香さん!一回で合わせてくださいました。同行者の皆さまには、イースターのマーケットが並ぶシェーンブルン宮殿を見学して頂いていました。
夜は、春の訪れを告げるホワイトアスパラを召し上がって頂きました。私も3年ぶりに、アスパラでお腹がいっぱい幸せ気分になりました。

4月21日()

同行者のお一人をお見送りに空港まで行きました。空港へのお見送りは、多かれ少なかれ寂しく感じます。初めてのウィーンを私の案内で楽しんで頂けたら嬉しいです。
週明けは通常コンサート、桜の森祭り、そして再びブラチスラバの予定で更に頑張ります。同行して応援してくださる皆さんと打ち合わせしながらのお食事は日本から持って来た「お素麺」! お醤油味が身体にしみ通るように美味しかったです。


4月22日(月)

イースター休暇で街のお店はお休みです。
お天気も良く朝から洗濯、掃除、日本からの溜まったお仕事で追われてしまいました。日本から来てくださっている友人たちとお部屋でお夕食をしました。…と言っても「桜の森祭り」などの最終予打ち合わせです。協力なサポートをして頂きこれで中止になったら泣くに泣けない私です。昆布で人参、ジャガイモ、玉ねぎを煮た和風ポトフ、ちりめんジャコ、お漬物でパワー補給をしました!


4月23日(火)

4月最初のレギュラーコンサート!会場は3区のMaria Jacobiでした。
この会場は今期2度も招待してくださって、仲良しになった嬉しいお客さまも居ます。4月のピアノ伴奏はウィーンで活動中の絵里佳さんです。日本からの友人たちは夜なべをして折り鶴を作って、お客さまにプレゼントしてくれました。雅子さんは京都綾部のお茶娘のコスチュームで! 最後は私たちが「ふるさと」を歌いました。会場がひとつになったことを感じたひと時でした。オーストリアと日本、国交150周年、笑顔いっぱいの素敵なコンサートになりました。


4月24日(水)

3年連続で中止になった「桜の森祭り」今年こそ!関係者は誰でも思っていたことだと思います。初夏のような日差しで、桜も何とか頑張って咲き残ってくれて、ドナウの中州には2500人の方々が集まり大成功でした。
私も青空の下で思いっきり、2回のステージを思いを込めて歌いました。私の企画した「お茶のみ友達」(京都綾部のお茶の試飲会、桜の花を作ろう!坊主めくり)のブースは、いつもたくさんのお客さまで和やかに賑わっていました。友人たちの他、ウィーン大学の日本語学科のティムナさん、ミーさんもサポートしてくださったおかげです。ウィーンの仲良しのお友達も来てくれて嬉しかったです。打ち上げは恒例のCobenzlワインと手作りケーキでした。心地よく達成感溢れた至福の時に全てに感謝です。有難うございました。

4月25日(木)

ウィーンは、今日も真夏日です。
昨日の桜の森祭りの大成功に浸る時間は無く、レギュラーコンサートでした。太陽の日差しが入る明るい会場は3区のMariahilf、スタッフの皆さんも親切に歓迎してくださり気持ち良く歌えました。友人たちは今日もお客さまに折り鶴をプレゼントしてくれて素敵な笑顔が溢れていました。
国交150周年にあたり多くのお祝いごと行事が有りますが、ここにも小さな絆がたくさん見えていました。


4月26日(金)

今年3回目のブラチスラバです。今年はこれが最後になるかと思うと一分一秒が愛おしく思えました。今日も公立幼稚園コンサートを2回、子どもたちは可愛い過ぎます。コメニウス大学の日本語学科二年生の皆さんと一緒に4回のコンサートが出来て嬉しかったです。午後からは、何と!私がドキュメント映画に出演するかも⁈…撮影付きの本館的なインタビューでした。スロバキアの女性監督ディアンカさんの映画です。


4月27日(土)

ブラチスラバの常宿の女子修道院?に一泊しました。何度か顔を合わせたことの有るスタッフさんに手招きされてビックリ!宿泊舎の教会に案内されて「神さまのお祈りして行くといいわよ!」と英語で言われました。ロマンさんの運転する車、ニカさん、エリックさんのガイドでスロバキアでは有名なカメン城(Cerveny kamen 赤い岩のお城)に行きました。ブラチスラバから片道40キロほど北に行った場所に有ります。菜の花畑が綺麗でした。お城の外観、内装も素晴らしいですが、22年掘り続けた地下が素晴らしく見事でした。立ち寄ったレストランで盛り上がり過ぎて、ウィーンに戻る列車に飛び乗ることになりました。アタフタと慌ただしい中で、今年最後のブラチスラバに別れを告げました。


4月28日(日)

今日も朝からお天気が良く、洗濯、掃除、歌の練習と朝から慌ただしくしていました。午後からは「カフェ ラントマン」で、Sumola祐子さんと一緒にちょっと豪華な「熟女会⁈」をしました。白ワインを微量の炭酸ミネラルウォーターで割った飲み物?(Weissweingespritzt シュプリッツ)でほろ酔い気分?日本では話題にならないことも言いたい放題の有意義な楽しいひと時でした。急に気温が下がって、晴天続きのウィーンにも来週から雨が降りそうです。


4月29日(月)

お部屋の暖房の温度を上げ、洋服も冬物を出してきました。4月のお天気は気まぐれと言われているそうですが、気温差は身体を、そして声の調子も崩しがちなので厳重注意です。今日は新しいコンサート会場なので気合いが入ります。2区のPraterは近代的なサッカー場の近くに存在していました。スタッフの皆さんも親切で、ケシの実の私が好むしっとり系のケーキを出してくださいました。音源が出ないハプニングも有りましたが、ピアニストの絵里佳さんが臨機応変に対応してくださり(さすがピアノ伴奏のプロです)、新しいお客さまの皆さまには喜んで頂いたコンサートでした。
夜は、ブリギッテさんとノイビルトさんの、ささやかなお誕生日パーティーを日本から持ち込んだ「素麺」で企画しました。


4月30日(火)

雨と風、そして寒さは冬に戻ったようでした。せっかくしまった、着物の冬のコートを再び出して頑張る一日になりました。午前中はいつも親切に応援してくださるダンスの会に参加しました。モニカ先生は、私たち日本人のために「上を向いて歩こう」の音楽で振り付けをして待っていてくださいました。午後は今期最後のウィーンでのコンサート!2区のAugartenでした。外はお天気が良く無いのに、客席いっぱいのお客さまで楽しいコンサートになりました。友人たちはプレゼントの折り鶴が足りなくなり、最後まで全員に渡るように折ってくれました。気持ちが嬉しく胸がいっぱいになりました。コンサートが恙無く終わり感無量の心地よい良い雰囲気の中「あと40分で平成が終わり新しい令和の元号に変わる」ことに気がつき、急いで毛筆で「平成」「令和」と書き、心を込めて蛍の光を日本人の私たちは歌いました。雨風はだんだんとおさまり陽が差してきました。


5月1日(水)

メーデーなので、街はお休みモード!午前中は、ゆっくりしようと思っていたのですが、帰国だと思うと落ち着かなくなり早起きしてゴソゴソしてしまいました。午後はウィーン滞在の打ち上げで、残った日本米をおむすびにしてピクニックと予定していたのですが、お天気が怪しかったので私のお部屋で「お花見」することにしまいました。コンサート、桜の森祭りで使った桜と、祐子さんが作ってくれた桜の花をカーテンに飾り付け…ノイビルトさん、ブリギッテさん、絵里佳さん、まい子さん、祐子さん、和子さん、雅子さん 、そして私で夜まで楽しく過ごしました。
これが今年最後のウィーンだと思うと寂しくなりました。


5月2日(木) ・ 5月3日(金)

ノイビルトさんとブリギッテさんのお見送りは、特に5月の帰国時は涙が出そうになります。友人たちも思わず…再会を約束してウィーン国際空港へ向かいました。ウィーン国際空港の端っこですが、ANAの日本の飛行機が待っていてくれること…私にはとても嬉しく誇りに思えるのです。
羽田空港に到着すると、少し蒸し暑く感じました。美しく色づくツツジが迎えてくれました。ウィーン通信30回目! より一分一秒を大事に過ごそうと決めていた自分を褒め達成感を感じました。
ウィーン、ブラチスラバの皆さん、一緒に同行してくださった友人たち、そして応援してくださった皆さんのおかげです。有難うございました。

復活祭、そして元号が変わる時を経験し、リフレッシュしてこれからも頑張りたいと思います。もう少し、頑張らさせてくださいね。

感謝を込め、新たな気持ちを誓って……    Akiyo





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Akiyo


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